事前診察
検査1週間前までに来院し、診察・検査の説明を受けていただきます。
この際、お薬手帳をお持ちの方は必ずご持参ください。
下剤自宅飲用ご希望の場合は、下剤の飲み方の説明を受け下剤を持ち帰っていただきます。
大腸カメラ
あらかじめ下剤をかけて腸内を洗浄したのちに、お尻からカメラを挿入し、直接大腸内を観察する検査です。 感染性腸炎、炎症性腸疾患などの良性疾患の診断をはじめ、大腸ポリープ、大腸がんなどの腫瘍性病変の診断を目的とします。下剤をのむことや内視鏡挿入時の苦痛などは多少ありますが、大腸疾患の診断にはどうしても必要な検査です。 近年、大腸ポリープについては、とれるうちにきれいにとっておいた方が、その後の大腸がんのリスクを減らすことができるといわれています。検査自体になかなか抵抗がありますが、プライバシーに配慮し、患者さまの苦痛が少なくなるように心掛けています。最新の内視鏡機器を使用し、前処置に用いる下剤は量が極力少ないものを用います。 検査中はどうしても腸に空気を入れて観察しなければなりませんが、比較的速やかに吸収され検査後の腹満感を軽減する二酸化炭素を用いて検査を行います。また、希望があれば鎮痛剤や鎮静剤(眠るような薬)を用いながら検査することも可能です。 大腸ポリープにつきましては患者さまの希望で大きなものでなければ当日切除します。
検査1週間前までに来院し、診察・検査の説明を受けていただきます。
この際、お薬手帳をお持ちの方は必ずご持参ください。
下剤自宅飲用ご希望の場合は、下剤の飲み方の説明を受け下剤を持ち帰っていただきます。
検査2日前からは、なるべく消化の良いものを摂取してください。(繊維の多い野菜、海藻、キノコ類などは避ける)
前日は19時までに食事を終え、その後は水かお茶以外は摂取しないでください。
前日はアルコール摂取は禁止です。
事前診察で便秘薬を処方されている方は、就寝前に内服してください。
【下剤飲用】
・3時間前後かけて水分の下剤を飲用し、腸内を洗浄していただきます。
・下剤の飲用は、院内とご自宅のどちらでも可能です。事前の診察時に選択していただきます。(午前中の検査をご希望の場合は自宅飲用になります)
【検査準備】
・ポリープ切除時に電気を使うことがあるため、貴金属は身につけないでください。
・酸素測定の妨げになるため、マニキュアはつけずにお越しください。
【薬】
・血圧の薬は普段通り内服してください。
・朝のインスリン注射や糖尿病薬の内服は中止してください。
【検査後】
・検査時のおなかの張りが軽減したら、水分摂取は可能です。その後、消化の良いものから少しずつ摂取してください。
【ポリープを切除した場合】
・当日はなるべく安静にし腹圧をかけないようにしてください。
・切除後1週間程度は消化の良いものを摂取し、アルコールは禁止、重労働は避けてください。
・1週間程度は排便後に出血の有無を確認し、赤い便が出たり腹痛が続くときはご連絡ください。
【鎮静剤(眠るような薬)使用での検査希望の場合】
・翌朝まで自動車、バイク、自転車等の運転はできません。
【抗血栓薬服用の場合】
・事前診察の際に、申し出てください。