経口
通常の胃カメラ検査で、従来からある10mm程度径の内視鏡を口から挿入し胃内を観察します。のどの麻酔をしますが、嘔吐反射(おえっとなること)や咽頭違和感は経鼻内視鏡より少し強いかもしれません。経口内視鏡では通常の観察に加えて、表面構造を拡大機能を用いて詳細に観察することが可能です(健診などの通常の観察では経口内視鏡と経鼻内視鏡では画質にほぼかわりはありません)。また、異物を取り除いたり、出血を止めたりなど処置を要する場合には必須です。通常の胃カメラ検査では検査時間は7~8分程度です。嘔吐反射や不安感が強い人は経鼻内視鏡検査や鎮静剤使用しての経口内視鏡検査をお勧めします。